BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

華麗なる確認

「二人で確認するように!」

仕事をしていると、いろんな間違いが起こります。

糸を間違う、色を間違う、刺繍を間違う、縫製を間違う。

たたみ方を間違う、単価を間違う、納期を間違う、納品先を間違う、タオルを間違う。

お恥ずかしいことですが、日常にひそむ落とし穴の多いこと。

間違いは誰しも悪意のあるものではありません。

そのほとんどは、思い込みなのです。

「こうだと思いました。」 

人間、一度思い込むと確認作業があいまいになります。

なので、間違いが起こるたびに、数名で確認し合うように指導しているのです。

そんな中、高知へ行ってきました。

取引先さまの会社を訪問するために、社員2名引き連れて車で移動です。

その会社には赴く目的は、パッケージ表記に誤植が発覚したため、次回間違いがないようにするためのコミュニケーションを深めるための訪問でした。

社員2名連れて行ったのは、お互いに漏れがないようにするためです。

打ち合わせはスムーズにいき、午後3時過ぎに取引先さまから一路今治へ。

高知市内から郊外に行き、高速道路に入りました。

すごく天気の良い日で、高速道路もすごく空いているし、従業員とも談笑しつつ、高知県から愛媛県に快調に走行。

そして県堺あたりで覆面パトカーに捕まってる車を目にしました。

覆面パトカーの後部には 【パトカーに続け】 という電光文字が浮かび上がっています。

捕獲された車のドライバーはこの文字を見ながら かなり悔しい思いをしたことでしょう。

「警察もこんな空いている日に取り締まりしなくたっていいのに・・。こんな真っすぐで見通しがいい道で80キロ制限なんて・・。何か悪意を感じるよね。」

車内でこんな会話をし、『これでもう大丈夫!』 と心のどこかでつぶやいた後、アクセルを踏む力が増したのです。

そして3分後、私を追い抜いた車の後部には 【パトカーに続け】 という電光文字が浮かび上がったのです。

「なんで2台も覆面がいるんだよ。」

覆面パトカーに乗せられた私は開口一番そう言ったのです。

すると警察官はニヤリとし、

「漏れがないように複数で取り締まっています。」

・・・完璧だ!・・・

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA