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(日本語) ダイレクトコール

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「志の輔です。」

携帯電話を取ると独特のダミ声が耳に入ります。

渋谷パルコでの1カ月公演が終わった翌日なので、公演に際しお礼の電話でした。

「お疲れになったでしょう。」

「疲れた・・。」

「いつものことながら素晴らしいライブでした。楽しかったです。」

「いやいや、こちらこそありがとうね。タオルも1枚残らず売れて大好評だったよ。」

「ホント良かったです。」

ファンであるアーティストから直接電話をいただく事は、たまらなくうれしいモノです。

他愛もない会話をし、電話を切りました。

1分後、また志の輔師匠から電話が・・。

「たびたびごめんね。言い忘れた事があって。」

用件をお聞きし、電話を切りましたが、再度電話がありました。

思い起こせば、志の輔師匠からの電話は立て続けてかかってくることが多いのです。

それは私の方が恐縮し、言われたことに対して受け答えをするだけなので、会話がすぐに終わってしまうからです。

志の輔師匠としても、会話の切れ目が電話を切るタイミングと思い、伝えたい事を全部言いきれないうちに切ってしまうのでないかと・・。

でも切った後、「あっ」 と思い再度かけ直してくるのでしょう。

昨日は夕方の便で東京から今治に戻ってきました。

松山空港に到着し、携帯電話の電源を入れるとすぐに、志の輔師匠から本日4回目の電話がありました。

「たびたびゴメンね。言い忘れた事があって・・。」

用件をお聞きした後、今度はこちらから付け加えました。

「了解しました。段取りしておきます。・・他にご用件は?」

「ん?ええっと・・いや今のところそんなところかな?うん、じゃあ。」

予想外のコメントに戸惑っていたのでしょうか?数分後5回目かかってきました。

何度かかってきても、ファンとしてはうれしいモノです。

コメント一覧

  1. 河北泰三 says:

    コメントありがとうございます。
    私の口から言うのもナンですが、落語のエッセンスはビジネスにも相通じるところが多々あります。
    現に私は落語を知っていたからこそ、ビジネスが成立していると言っても過言ではありません。
    「落語」というテーマに対してコピーライターの卵達がキャッチコピーを考えた中にこんあのがありました。
    「どんな苦境に際しても、オチがあると思えば楽しくなれる。」
    1度でいいから一流芸人のライブを見に行かれることをお勧めします。

  2. RB3 says:

    おはようございます
    落語つながりですが、本日2月8日
    日経産業新聞に18面に落語とビジネススキルの関係が記事になっています。
    落語の少し興味が湧きました。

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