投稿日/2011年12月13日(火) 7:04 投稿者/河北泰三 コメント/0件
日曜日の朝、鳴った携帯電話の着信画面を見ると東京にいる息子からでした。
「試験受けれなかった・・。」
「試験??って何?」
「トーフルの試験。」
そう言えば、1週間前にトーフルを受けたいので受験料を払ってほしいと連絡があったのでした。
トーフル(TOEFL)とは、非英語圏出身者のみを対象にした、英語圏の高等教育機関へ留学を希望する外国人のための英語力判定テストです。
トーフルの試験を受けるにはインターネットで申し込みをし、受験料もクレジットカード決済をします。
息子は未成年でクレジットカードをもっていないので、私のカードで決済したのでした。
「なんで受けれなかったんだ?寝坊したのか??」
「いや、身分証明書がなかったから試験会場に入れてくれなかったんだ。」
「学生証持って行かなかったのか?」
「持っていたけど学生証ではダメで、パスポートか免許証か住基カードがいるんだって。ホント訳わかんないよ。」
息子はいずれも持っていません。
ということは、試験に申し込みをする段階の1週間前から、受験資格がなかったのです。
何故、息子はこんな凡ミスをしてしまったのかというと、インターネットでの申し込み画面はすべて英語だったからです。
そのホームページには、本人確認として試験会場に持ってくるモノ パスポート・免許証・住基カードのいずれか という文言があったそうです。
しかし、息子はそこのところを見落としてしまい、受験できませんでした。
試験会場受付でかなり抗議はしたそうですが、例外は認められませんでした。
しかも本人のミスということで受験料の返済もありません。
「意味分かんない!ホント、シャクにさわるよ!」 と自棄(やけ)になっています。
このルール、限定されたIDと言われる本人確認証明提示には別な意味合いがあるようです。
ネットでの申し込みサイトが英語オンリーだったということは、申し込みの時点で英語力テストは始まっていたのではないでしょうか。
投稿日/2011年12月12日(月) 7:57 投稿者/河北泰三 コメント/2件
・・・ううっ。どうしようかなぁ~・・・
パソコンの前で考え込んでしまいました。
来年1月のパリ出張の準備を進めているのですが、宿泊するホテルをどこにするか迷っています。
宿泊先を決めるのに優先順位は下記の通りです。
1. メトロ(地下鉄の駅)に近いところ。
2. 治安のよいところ。
3. ネットが使えるところ。
4. 日本人にやさしいところ。
5. セキュリティーがよく、清潔なところ。
一度決めてしまえば悩まなくてすむのですが、決めるまでが時間がかかります。
というのも、見本市出展する時の海外出張はとてつもなく疲れます。
7泊の滞在で、平均睡眠時間4時間程度で、夜明け前にホテルを出て夜遅くホテルに帰還します。
そんな中、せめてホテルの部屋は快適に過ごしたく、私にとってホテル選びは重要なのです。
今まで宿泊した事のあるホテルでもいいのですが、どうせなら違うホテルに宿泊してみたい気持ちもあります。
数年前の寒い1月、やはりパリで1週間滞在した時のこと。
チェックアウトを終え、外でタクシーを待っているとホテルマンが慌ててやってきました。
「マフラーを忘れていましたよ。」
手渡されたモノを見ると、ナイロン製でできたブルーのあかすりタオルです。
バスルームに干しておいたのを忘れてしまったのですが、ホテルマンはマフラーだと思っていたのでしょう。
「今日は特に寒いからね、風邪には気をつけてください。」 と笑顔のホテルマン。
仕方がないので、まだ完全に乾ききっていない冷たいあかすりタオルを首に巻いてタクシーに乗り込みました。
外国語が苦手な私にとって、海外出張は、とてつもなく疲れるのです。
パリ市内には日本料理店はいっぱいあるのに、日本旅館はどうしてないのでしょうか?
・・・ああ~、どうしようかなぁ~・・・
投稿日/2011年12月 9日(金) 8:13 投稿者/河北泰三 コメント/0件
日本語は、同じ事を伝えているつもりでも、言い方や言い回しによって伝わり方が変わります。
日本語のおもしろいところであり、むずかしいところでもあります。
私の場合、特に年長者や得意先に対してはできるだけ使い分けています。
「あの人の名前を忘れてしまって・・」というところ、「失念してしまいましたが・・」とか、「了解しました。」というところ、「かしこまりました。」とかです。
言葉を変えるだけで、上下関係が明確になります。
これは、数年前に立川志の輔師匠から聞いた話です。
入門したての志の輔さんは、談志師匠に用を言いつけられました。
「少々お待ちください。」
といって、志の輔さんは言いつけられた用を済ませようと、その場を離れようとしたら談志師匠に怒られたそうです。
「何ぃ!手前ぇ(てめぇ)オレを待たせんのかぁ~!」
志の輔師匠は、大学卒業後社会人を経て29歳で入門されました。
なので社会人としての一般教養は身につけており、何故談志師匠に怒鳴られたのかわからなかったそうです。
でも、「少々お待ちください。」の言葉が原因であることは間違いありません。
用を済ませる間ずっとその事を考えたそうですが、どうしてもいい返答が思い浮かびません。
そこで頭のよい志の輔さんは、談志師匠の様子の良い時に尋ねることにしました。
「師匠、あの時に 『少々お待ちください。』と、私が答えた時にお怒りになられましたが、ああいう時ってどういう風に答えればよいのでしょうか?」
すると談志師匠はただ一言
「『ただいま』って言うんだ。」
若き志の輔さんはここでまた考えたそうです。
そういえば、あの時は別に用事をしていたわけでもなく、師匠からの用事を言いつけられるのを待っていた状況であり、そんな時に「少々お待ちください」っていうのはそりゃ怒るだろう・・と。
落語家は、言葉で飯を喰う稼業だから、言葉の使い分けができなければならないという事です。
談志師匠がお亡くなりになった時に 「ダンディズムでした。」と、志の輔師匠がコメントを言っていました。
そのコメントの一端に、このエピソードが重(かぶ)っているような気がします。
投稿日/2011年12月 8日(木) 9:33 投稿者/河北泰三 コメント/0件
イルミネーションや音楽、そして冬の空気が混じりあり、出張先の東京は街中クリスマスモードになっています。
そそくさと打ち合わせ場所から次の打ち合わせ場所へと移動する時に、そういった光景を目にすると不思議な気持ちになってしまいます。
・・・クリスマスマジック・・・
「七福タオルの河北です。お世話になってます。」
移動の途中で得意先や仕入れ先に電話連絡をしますが、背景がクリスマスモードの時は無意識に使う言葉のニュアンスが変わってしまいます。
ある資材メーカーへの電話連絡の時、バックは "ジングルベル" 鳴っています。
「ああ、それでいいですよ。ただ納期はちゃんとしてくださいね。みんな楽しみに待っていますから。がっかりさせないでね。」
別な仕入先の時には、"あわてんぼうのサンタクロース" が・・。
「もっと軽快に仕事してほしいな。リズムで言えば "リンリンリン" とか "ドンドンドン" とか "ドンシャラシャン" とか。」
得意先からのクレーム電話の時は "第九" が・・。
「ああっ!スミマセン。とんでもない事をしてしまいました。」
「今回はささいなことで済みましたが、気をつけてくださいね。」
「はいわかりました。明日の希望のためにもガンバリマス。」
さらに自分の会社への電話の時には "きよしこの夜"が鳴っていて、発する声も神妙になります。
「そうか・・、なるほど・・、間に合わないかもしれないという事だな・・。わかった。神様に祈ろう。」
マンガみたいな単純な男でしょう。
でも、クリスマスマジックって不思議です。
これからサンタクロースもちらほら見かけるようになるでしょう。
昨年、今治でも愉快なサンタクロースを見かけました。
サンタの格好をした男がぜいぜいと息を上げながら走っていて、その先に止めてあったワゴン車に乗り込みました。
これから仕事へ行くのに待ち合わせていたのでしょう。
見ると、そのワゴン車には6人のサンタクロースが乗っていました。しかも運転手もサンタクロース。
これまたクリスマスマジックでした。
投稿日/2011年12月 7日(水) 7:17 投稿者/河北泰三 コメント/2件
大阪へ行った時に、なにわの美人バイヤーと商談しました。
「最近の売り上げはどうでしょうか?」
「いやぁ~きびしいよぉ~」
「そうでしょうね。世の中不景気ですものね。ギフト需要も落ち込んでいるんですか?」
「そりゃもう、大変ですよ。特に仏事ギフトは最悪です。」
百貨店で販売しているタオルのうち、ギフト需要は70%近くあるのです。
ギフト需要は大きく二つに分かれ、贈答用ギフトと返礼用ギフトがあります。
その返礼用ギフトにも二つに分かれ、お祝い返しギフトと仏事ギフトがあります。
仏事ギフトは香典返し用がほとんどです。
この香典に変化が見られるようになりました。
遺族関係者が、葬儀参列者からの香典、献花を辞退するケースが増えているのです。
中には、葬儀自体も親族だけでひっそりと終えてしまう場合もあります。
先日お亡くなりになった立川談志師匠もそうですし、渥美清さんもそうでした。
香典や献花を受け取らないという事は、返礼する事もありません。
ということは、仏事ギフト市場が小さくなっていくこともごく自然な事です。
なにわの美人バイヤー再び登場。
「考えてみれば、社内で訃報案内が回ってきた時に、香典辞退の社員多いですもん。百貨店に勤めているのにね。」
「ふ~ん。なんかおもしろいですね。」
香典や香典返しという日本人独特の文化がなくなっていくのはさみしい限りです。
でも、中にはこんな人も。
数十万円もする毛布を、故人のためにお買い求めになり、「安らかに眠ってほしい。」 と、棺桶に入れて一緒に荼毘(だび)にふしたそうです。
毛布を送った人は親族の方でなく友人で、決して裕福な方でもなかったとのこと。
でも気持ちの伝わるお話です。
人それぞれですが、日本人としての気は持っておきたいと思うのです。