投稿日/2010年9月 1日(水) 8:11 投稿者/河北泰三 コメント/0件
学生だった当時住んでいたアパートの近所にある散髪屋(床屋)へ行きました。
何度か通っているところで、若い夫婦でやっている店です。
今日はどういう訳だか、奥さんしか店にいなくて、一人でカットから洗髪・髭剃りまでしてくれました。
他にお客さんは誰もいません。
そんな中、シートを倒して、髭を剃ってくれていた時。
・・・今日はずいぶん顔が近いな・・・
目を閉じていても、奥さんの顔の近さは感じます。
・・・何で今日は静かなんだろう・・・
・・・ん?何かいつもと違うぞ?!・・(くんくん)いい匂いだなぁ。・・・
ほのかな石鹸というか、薄化粧の匂いがしてきました。
・・・まさか奥さん、オレの事を・・それはマズイよ。・・・
感じる予感に、勝手にそう思っていたら、
『グゥ~』
静寂の中、奥さんのお腹が鳴りました。
私は聞いていないふりをして、そのまま目を閉じていたら、また、
『グゥ・・・グゥ~ルル』
先程より長めに、でも小さめにお腹が鳴りました。
それでも私は 「これは聞いてはいけないんだ!」 と、聞こえていないふりをしていました。
おそらく奥さんも予想もしない展開に戸惑っているんだろう。と思ったら、聞こえてて、聞こえないふりをしている自分も恥ずかしくなってきて・・、でもまたお腹は鳴るし・・。
静寂の中、髭剃りが終わり、シートを起こして、鏡に映っている自分を見ると顔が真っ赤になっていました。
鏡越しに奥さんの顔を見ると、やっぱり真っ赤になっていました。
大人になりきれていない私は、・・・助かった・・・ という気持ちでいっぱいでした。
妄想と思いがちですが、この時は少々危険な感じでした。
その後、ご主人がいるのを確認してから店に入るようになりましたが、あの日のようなことはありませんでした。
普通だったら、店を変えてしまうんですが、何故そうしなかったのかは説明がつきません。
フランス映画っぽいエピソードです。
投稿日/2010年8月31日(火) 7:41 投稿者/河北泰三 コメント/0件
羽田空港の中にあるホテルに宿泊したのですが、夜9時半の羽田空港出発ロビーは、いつもとは違う風景がありました。
すでに出発する飛行機はなく、ロビー内に人がほとんどいないのです。
人がいないのに誰かが私を見ている感じがして、変な緊張感に包まれました。
9月上旬イタリア・ミラノに行くので、その準備に追われています。
四国タオル工業組合の事業で、来年1月にイタリア・ミラノでの国際見本市 "マチェフ展" への出展のための視察渡伊です。
イタリアといえば、食べ物がおいしくて、観光スポットもたくさんあって、うらやましがられますが、海外出張は、いつもハードで、自分の時間がありません。
毎年1月フランス・パリでの展示会 "メゾン・エ・オブジェ" への出展のため渡仏していますが、その疲労は3日目でピークを迎えます。
午前6時に起床、簡単な朝食をすませ、午前7時に夜も明けていないホテル出発します。
スリに気をつけながら、電車を乗り継ぎ1時間かけて会場へ到着。
ブースの掃除や、来場者シートのチェック、通訳の方々との朝のミーティング、そして来場者へのセールス。
午後7時過ぎ、日没の展示会場を後にして、午後9時ぐらいに仲間と夕食し、午後11時ごろにホテルに戻ります。
それから、パソコンのメールチェック、返信、そして会社への指示をしていると、午前12時を過ぎてしまいます。
お風呂に入り、ベッドにもぐりこみ、爆睡・・と思いきや、携帯電話が鳴ります。
しかもめったにかけてこない友人からです。
「タイゾー?元気?!・・ん?何んだよ眠そうな声して!えっ!パリにいるの?ごめんごめん。いやぁ~別に用事ないんだけどさ、元気かなって?と思ってね。じゃぁ、また。」
海外へ行っている時、ホントこの手の電話が多いんです。
そして、また朝6時起床です。
これを1週間繰り返します。
「パリってどうだった?」との質問に、
「暗かった。」と答えています。
今回のイタリアも、近いものがあると予感がしています。
なにせ、多くの人に会って、打ち合わせをしなければなりません。
昼食、夕食もミーティングを兼ねてになりそうです。
つまり、酔うと仕事にならないので、お酒もそこそこになりそうです。
ただミラノ風カツレツをミラノで食べてやる。
投稿日/2010年8月30日(月) 8:09 投稿者/河北泰三 コメント/0件
弊社、輸出もしているので為替動向は気になっています。
私が外国と日本のお金が違う事を知ったのは、小学3年ぐらいだったような気がします。
というのも、1ドル=360円と教えられた記憶があります。
それが今や、1ドル=84~85円です。
日本が強くなったといえばそれまでですが、4分の1以下です。
通貨といえば、韓国ウォンは、どうして桁数が多いんでしょう?
1ウォンは日本円で0.07円です。
一般的に1ウォン(0.07円)で買えるモノはないと思うですけど。
なので韓国で買い物しようと値札を見ると、桁数の多さにちょっと焦ります。
1000円程度のものが、15,000ウォンの値札です。
2万円程度のものになると、300,000ウォンになります。
・・・これって、ホントに安いのかよ?!・・・
ショーウインドで車の価格を見るともっとびっくりです。
35,000,000ウォンって表示されています。
・・・えっ?!高!・・いくらなんだ?・・250万か・・ふ~ん・・・
桁数だけ見ると高級車です。
もっとわかりやすい、1円=1通貨の国ってどこかにはあるんでしょうか?
・・・ある!・・・
昔NHKでやっていた人形劇 「ひょっこりひょうたん島」の舞台になっている独立国・ひょうたん島がそうです。
通貨が "バカス" といって、1円=1バカスだったと記憶しています。
わかりやすいし、"バカス" という通貨の名称もいいじゃないですか。
ドンガバチョ大統領のもと、日々おこる事件をみんなで解決していきます。
お亡くなりになった、戯曲家・井上ひさし さんの作品です。
通貨が安定してくれた方が、余計なことを考えなくてすむんですが・・市場原理からそれは無理なんでしょうね。
でも通貨の安定は、世界平和の象徴のような気もします。
投稿日/2010年8月27日(金) 7:55 投稿者/河北泰三 コメント/0件
友人が私にそう言います。
前回機種変更してから2年は過ぎていますが、あまり意識していませんでした。
「すごい古い感じがするぜ。この機種何代前なんだよ?!」
定期的に機種変更している友人にとっては、古いスタイルに見えるのでしょう。
インターネットで携帯電話のページを見てみると、夏の新機種とか、発売予定機種とか、新商品であることを強くアピールしています。
新しモノ好きな日本人の趣向を裏付けています。
いま政治がおもしろいことになっています。
小沢一郎代議士が、民主党の党首選挙に出馬表明しました。
・・・えっ!マジ・・・
確かに小沢一郎さんは、政治手腕に優れているんでしょうけど、世間を騒がしていることから考えると、今回の出馬は民意に反しているような気がします。
出る方も出る方ですが、推す方も推す方です。
もし、小沢一郎さんが党首になると、また総理大臣が代わるわけでしょ。
この4年間で、小泉純一郎さん、安部晋三さん、あれぇ?誰だっけ・・そうそう麻生太郎さんでしょ、いやその前に福田康夫さんを忘れています。そして鳩山由紀夫さん、管直人さんと6人も代わっています。
思い出すのも困難です。
もし小沢一郎さんが党首になれば4年で7人目です。
まるで次々と出る携帯電話の新機種のようです。
そうなったら海外マスコミの餌食でしょうね。
"(新し)ものずきなニッポン!"
投稿日/2010年8月26日(木) 7:58 投稿者/河北泰三 コメント/0件
産地偽装のニュースをよく耳にしますが、落語でも偽装がもとで身の破滅になる噺があります。
"江島屋騒動" という落語がそれです。
ほとんど笑いのない、シリアスな怪談噺です。
地方のある庄屋(地主)さんの息子が、江戸から移り住んだ母娘の娘・お里に惚れ結婚することになりました。
周囲の反対を押し切っての結婚だったのですが、いったん決まると婚礼まで時間がありません。
支度金として50両もらい、江戸に婚礼衣装を買いに行きます。
仕立てる時間ないので、江戸で一番繁盛している江島屋という古着屋へ買いに行きます。
古着といっても、婚礼衣装一式で48両かかり、長襦袢まで買うことができませんでした。
母娘は、見えないところだからと、あと2両出して半襟ですませます。
婚礼当日、馬に乗せられて庄屋へ嫁いで行きますが、あいにくの大雨です。
その村の風習で、お嫁さんは宴会に列席したお客様ひとりひとりに、お酒をお酌するか、ご飯を持っていかなければなりません。
お里はズブ濡れの婚礼衣装を引きずりながら、給仕をしていたのですが、酔っ払った客がいたずらに、お里が座っている時、衣装のすそを踏んで、立たせないようにしました。
それを知らないお里は、立ち上がったもので、着物の腰から裾まで一気に落ちてしまい、古びた腰巻が露出してしまいました。
この婚礼衣装、 "いか物" といって、見えているところはちゃんと縫っているのですが、見えないところは糊貼りしているだけでした。
雨で着物が濡れていたので、糊がふやけているところに、裾を踏まれたまま立ちあがったので、腰からはがれ落ちてしまったのです。
来客はその滑稽な姿を笑い物し、庄屋は カンカン怒り、
「よくも恥をかかせたな。破談だ!」と、その場で宴会を中止しました。
お里はそのまま外にかけだし、近くの池に身を投げてしまいます。
ある冬に、この婚礼衣装を売った江島屋の番頭が、行商で吹雪の中迷い、奇妙な老婆の小屋に一晩泊まります。
この老婆は、お里の母親で、あの事件があって村八分されていました。
番頭は、自分の店の商品がきっかけで娘が死んでしまった事実と母親が江島屋を恨んでいる事を知ります。
店に戻った番頭は、旦那に 「"いか物" はもうやめましょう。」と懇願しますが、旦那は 「儲かっているんだから・・」と、聞く耳を持ちません。
そのうちこの江島屋に奇妙なことが起こりはじめ、やがて母娘の亡霊が出るようになり、店はつぶれてしまいます。
偽装という現代にも通じるストーリーです。
涼しくなりました?