投稿日/2011年11月21日(月) 7:51 投稿者/河北泰三 コメント/0件
弊社では、ジャンパーと長袖シャツ、そしてダンガリー地の半袖シャツを制服にしています。
半袖のシャツが製造中止になったので、新しいバージョンの制服を決めなければならなくなりました。
今までは自分が決めていたのですが、スタッフから色々とリクエストがあったので、今回はスタッフを交え決める事にしました。
と言いながらも、一から選ぶとなると大変なので、ある程度仕入先様の意見を聞きながら、絞り込んでからにしましたのですが。
「じゃあスタイルはこれにして、色はどれがいいと思う?」
弊社では、大きく分けて3つの部門があります。
1.生産現場 ・・・油汚れのことを考えなければならず、汚れが見立たないカラーがいい
2.仕上・縫製現場・・・糸くずの付着が気になるので、薄いカラーがいい
3.企画・事務・・・お客様を迎えることが多いので、スタイリッシュなカラーがいい
それぞれの意見がありましたが、何とか4色を選び現物サンプルを取り寄せました。
事務所にサンプルが届くと、スタッフの目つきも変わってきます。
「何か選んでます?」 「ちょっと見ていいですか?」 「私もいいですか?」
あっという間に、ミーティング机の周りにスタッフが集まりました。
「この中で、どれがいい?」
「他にも色あるんですよね。カタログ見せてください。」
「いやいや。ここから選んでほしいのよ。」
「そうなんですか?でも一応見てみないと。・・これがいい!」
「だから、カタログでなく、現物で選んで!」
「社長、ちょっとこのサンプル着てもらえませんか?」
「オレ?!・・ああいいよ、着るよ! どうだ!」
「わぁ~。似合う~。」
「じゃあ。このカラーでいいか!」
「いや、こっちの方がいいです。」
来月新しい制服になります。
投稿日/2011年11月18日(金) 9:38 投稿者/河北泰三 コメント/2件
今年のプロ野球 ソフトバンクVS中日ドラゴンズ の日本シリーズは、白熱の試合が続いています。
先日、商社のセールスマンが弊社へご来社され、ナゴヤドームで行われた第3戦を観戦したとのことでした。
彼は、名古屋地区に住んでいるので当然のことながら中日ファンなのです。
「(中日の)ホームゲームになると、中日ファンとソフトバンクファンって、何対何ぐらい?6対4?それとも7対3?」
「そうですね、(ソフトバンクファンは)レフトスタンドに少しいるぐらいだったから、8対2ぐらいですかね。」
「ふ~ん。やっぱさすが地元だな。」
「でも、にわか中日ファンも結構いますけどね。」
「にわかファンねぇ~。」
そういえば、数日前に行われたサッカーワールドカップ予選 日本 対 北朝鮮 の試合は異様だったです。
試合が北朝鮮 平壌であったこともあり、観客はほぼ全員北朝鮮ファンです。
観客 北朝鮮5万人 対 日本人150人 ということは 1万人に対して30人 で、 333人に対して1人ということです。
いわゆる、超アウェイ です。
日本国歌 「君が代」 斉唱 の時は、会場内一斉ブーイングが起こり、全く聞こえません。
さらに、お家芸 マスゲーム(人文字)も披露していましたが、サッカーファンというより国家の威信をかけたプロ集団にも見えました。
あの会場の雰囲気から察すると、北朝鮮選手は命がかかっていると言った方がいいかもしれません。
命がかかっているのは、日本人サポーターもそうだったでしょう。
応援するための選手と一緒のユニフォームを着ることも許されず、太鼓や鳴りモノもダメ、カツラやフェイスペインディングもダメ、日本の国旗なんかはとんでもなかったそうです。
なんか悔しいじゃありませんか。
大体、5万人の観客の内、本当のサッカーファン、スポーツファンってどのぐらいいるのでしょうか?
ほとんどが、自分の意思とは別に駆り出された人たちじゃないでしょうか?
こんな小噺があります。
「将軍様!亡命する国民が増えていて、このままでは国に残るのは我々二人だけかもしれません。」
「我々二人って、お前と誰?」
そんな時代になるのもそう遠くないような気がします。
悔しまぎれに、そんな事を思いました。
投稿日/2011年11月17日(木) 7:55 投稿者/河北泰三 コメント/0件
地元銀行の新任担当者が弊社へ来ました。
「はじめまして、今年入行しました○○と申します。よろしくお願いします。」
声もはきはきしていて、すがすがしい青年です。
それもそのはずで、ずっと野球をやってきて、母校である今治北高時代には甲子園にも出場したという事です。
「へぇ~、あの時に甲子園に行ったんだ!スゴイじゃないか。」
愛媛県立今治北高等学校が、春夏合わせて初めて甲子園のキップを手にした時の選手だったのです。
彼は実力がありベンチ入りしましたが、選手としてベンチ入りできない同級生の選手が3名いたそうです。
ただ選手でなくスコアラーとして1名はベンチ入りできるので、甲子園で最低でも2回勝つことを同級生に約束したとのこと。
そうすれば、同級生の3名は順番に甲子園のベンチに入れるからです。
ただ現実は厳しく、1回戦は勝ったものの2回戦で敗退してしまい、最後の同級生はベンチに入ることができませんでした。
「同級生にはホント申し訳なく思っています。」
「そうかもしれないけど・・」
彼の言葉があまりにも真摯だったので、あとの言葉を考えてしまいました。
・・・自分だったらどうだろう?逆の立場だったらどうだろう?・・・
「うまく言えなけど、人生のタイミングじゃなかな。いい思い出だよ。うらやましく思うよ。」
それから、銀行取引の話をしはじめましたが、入行数カ月の新入行員さんが提案できるわけでもなく、現在取引をできてない理由として、タイミングという例を出しました。
「取引もタイミングだよ。貸したい、借りたいと思っていても、条件が合わない場合もあるし、そうでない場合でも取引することもある。タイミングを待ちましょう。」
仕事の話は終わり、また他愛もない話をしていると、彼の母方の祖父は今治市内でタオル会社をやっていたとのこと。
しかもよく知っているタオルメーカーで、そこには娘さん姉妹がいて私の幼なじみでした。
ということは、彼のお母さん事を私はよく知っています。
「マジかよ・・。あなた○○ちゃんの息子さん?」
ビジネスモードから一気に身内モードになりました。
タイミングはいろんな角度からやってくるものです。
投稿日/2011年11月16日(水) 7:54 投稿者/河北泰三 コメント/0件
軽いモノ忘れのエピソード。
出張時に、スマートフォンが鳴りました。
スマートフォンの画面には、息子の名前と写真が表示されています。
「もしもし・・ヨシキ?・・もしもし・・もしもし・・」
向こうの雰囲気は聞こえてくるのですが、肝心の息子の声がありません。
「もしもーし。もしもーし。ヨシキか?もしもし・・」
いくら呼びかけても返事がありません。
でも通話は一方的でなく、確実につながっています。
「一回切るぞ。」
そう言って、私の方から通話終了ボタンを押しました。
・・・あいつ、誤動作で間違ってオレのボタンを押したんだな・・・
と、思ったのです。
・・・でもな、あいつ(息子)もスマートフォンだし、間違ってボタンを押す事ってあるかな?・・・
そう勘繰ってくると、事件や事故に巻き込まれたのでないか心の中に小さな黒い雲が発生しました。
タクシーに乗り込み、行き先を告げ、車中で息子に電話をかけようとしたら、話し好きのタクシードライバーだでした。
いろいろ話しかけてくるし、その話がすごくおもしろく、夢中になり息子に電話をかける事を忘れてしまいました。
駅に到着すると、キップ購入から乗車時間まであわただしく、新幹線に飛び乗り、またもや電話できません。
途中停車駅で電話すればいいのですが、走りだすと思いだし、停車していると忘れてしまうのです。
結局その繰り返しで、電話できたのはその日の夜遅く自宅に帰ってからでした。
「お父さんだけど、電話したか?」
「ああ、ゴメン間違ってボタン押したみたい。」
「なんだよ。無言電話だったから心配するじゃないか?」
「ゴメン、ゴメン。でもさ、心配してんだったら、何でもっと早くにかけ直さないの?」
「それは、話せば長くなるんで今度な。」
軽いモノ忘れとは言えませんでしたが無事が確認できたので、息子のツッコミに軽くボケておきました。
投稿日/2011年11月15日(火) 7:49 投稿者/河北泰三 コメント/0件
"課外授業 ようこそ先輩" というNHKの番組を見ました。
たまたまテレビをつけて、たまたま見た番組ですが、とても心温まる内容でした。
毎回、さまざまなジャンルの著名人が自分の母校に行き、後輩たちの前でとっておきの授業をするものです。
今回は、マジシャンのマギー審司さんでした。
マギー審司さんの母校は、宮城県南気仙沼小学校ですが、東日本大震災のため母校は大きな損害を受け、近隣の小学校の校舎を一部借りて授業をしていました。
マギー審司さんのマジックは、技術もさることながらトークがおもしろいのが定評です。
そのマギー審司さんの行った授業は、「身近な人を笑顔にしよう」というものでした。
子供たちにマジックを教え、それをみんなに見てもらおうとしたのです。
小さな街に、大きな笑い声が響く番組でした。
・・・まいったな・・・
テレビを見ながら笑い、そして泣いてしまいました。
・・・大人たちがもっと頑張らねば。私もガンバなければ。・・・
タオルを生産し、販売していると、色んな事が起こります。
思いのほかたくさん売れたり、お喜びの声が届いたりすることもあれば、商品クレームもあります。
つまりお客様に怒られるのです。
お客様に怒られると、さすがの私もへこみます。
ある時、大阪にいる仕事仲間がこう言いました。
「河北さん、たまには従業員さんを怒りますか?」
「ええ、たまには怒ります。」
「私は、怒るのでなく叱るようにしています。怒られた時は、叱られたと思うようにしています。」
「怒るのでなく叱る?」
彼が言いたかったのは、何事も勉強と思え という事です。
・・・怒られたのでなく、叱られたと思えば、頑張りようがある気がする・・・
テレビと仲間に課外授業をしてもらったような気がしました。