駆け足の春

今年の春はかけ足で過ぎています。

東京では桜の開花から満開まで3日だったとか。

しかし桜ってスゴイ力がありますね。

そして桜が散ってしまえば春が終わったような気になるのです。

桜は春の代名詞なのでしょう。

春だけでなく、季節ごとに代名詞はあるんでしょうね。

夏は 西瓜、蚊取線香、入道雲、風鈴、団扇、浴衣・・。

秋は 秋桜、豊作、うろこ雲、とんぼ、さんま、梨・・・。

冬は 雪、こたつ、お餅、初詣、みかん・・・。

その言葉を耳にするだけで、季節感を感じます。

そう感じるのは、四季のある日本に暮らしているからかもしれません。

趣向は違いますが 『笑点』 は どうでしょうか?

落語家、大喜利、日曜日、長寿番組、テーマ曲・・・。

『笑点』と耳にするだけでいろんなイメージが広がります。

これもまた日本人だから感じるものでしょう。

話は変わりますが、軽い風邪をひいてしまいました。

1週間も経たないうちに熱は下がり、鼻水も出なくなったのですが、咳だけは止まらないのです。

もうすでに1か月以上経った今も、ゴホゴホいっています。

病院で診てもらうと、一種の喘息のようなもので、完治するのに1~2か月かかるとのこと。

話が盛り上がった時の咳き込みはホントに悔しいのです。

なので、龍角散トローチを舐めるようにしました。

マンゴー味で美味しく、一時的にも喉が潤った気にもなります。

で、とあるレストランで食事をした後、デザートに出てきたのがマンゴープリン。

一口食べると、口いっぱいにマンゴー味が広がり、美味しいというより喉にいいと思ったのでした。

東日本大震災の3月11日が今年も駆け足でやってきました。

その日になると、いろんな思いが胸に広がります。

「あの日 あなたはどこにいましたか?」

被災地の一日も早い復興を願うばかりです。

アスリートの心身

韓国・平昌(ピョンチャン)にて冬季オリンピックが開催されています。
今回は国際情勢もあり盛り上がり不安がありましたが、さすがオリンピック、一気に盛り上がっています。
フィギュアスケートの羽生弓弦さん、スピードスケートの小平奈緒さん 見事に金メダルです。
その他にも、ジャンプ、スノーボード、カーリング、アイスホッケー など等、ついつい見入ってしまいます。
懸命に頑張っているアスリートたちの姿は感動的だし、試合後のスピーチも立派です。
見習わなければ・・。
タオルを作っている私にもこんなことが多々あります。
お得意先さまからタオルをご注文いただくのに二つのタイプがあります。
ひとつは七福タオルオリジナルタオルをご注文いただくパターン。
お得意先さまは好きな数だけご注文してきます。
もう一つは、お得意先さまのオリジナルタオルをご注文いただくパターン。
簡単にいうと社名やブランド名の入ったものです。
この場合まとまった数を作って出荷することができます。
ただお得意先さまは他社比較されることがあります。
ここが弊社として腕の振るいどころになるのです。
お客様の趣向をヒアリングし、マーケティングをし、弊社ならではのご提案をします。
もちろん他社も同様のこと。
お得意先さまは私たちのプレゼンテーションに 技術点、芸術点をつけ最終指名をしてきます。
だからこそご注文に至った時は金メダルを取ったかのごとく、すごくうれしくなるのです。
しかし取れなった時は悔しい思いになる。
もしこんな時にオリンピックの時のようにカメラとマイクを向けられたら何と答えるでしょうか?
「それでは放送席、世界的に有名な○○ホテルの客室用タオルのプレゼンテーションに失敗し、受注を逃した七福タオルの河北社長のインタビューです。今のお気持ちをお話しください。」
「非常に残念な結果になりましたが、今まで支えてくれた皆さんに感謝です。また受注を取れた△△タオル社さまにはお祝いの言葉を贈りたいと思います。」
う~ん、こんな立派なことが言えるかなぁ~。
ますます心身ともに優れたアスリートのみなさんの振る舞いに頭が下がります。
がんばれニッポン!

2018年ナイスショット

2018年になったかと思うともう1月も終わり、いつもながら月日の経つのは早いです。
1月は数回ゴルフを楽しみました。
熊本でのゴルフでのこと。
寒い日が続いていますが、この日だけはあたたかく春を感じる陽気でした。
「キャディさん、このきれいに咲いているあの花は 山茶花(さざんか)ですか?」
快晴の青空と山茶花(さざんか)ピンクが雄大なゴルフ場にとても映えていたので思わず口にしてしまいます。
わかりやすく言うと インスタ映え する風景。
そして山茶花(さざんか)の咲き誇ったホール終わると 同伴メンバーに スコアを尋ねられます。
「河北さん いくつ?」
「さざんか きゅう」
一番のナイスショットだったかも。
先週は松山でゴルフ。
とても冷たい日で、雨も時折降っていました。
手がかじかみ、思うようなプレーはできませんでしたが、おしゃべりは絶好調です。
メンバーは同世代のいつもの仲間。
ティーショット ミスをしたメンバーの一人が乗用カートに乗らずに一人トボトボと歩いてる。
肩を落とし、背中を丸めた その後姿は 年寄りそのもの。
低く垂れこめた冬雲を背景に映った哀愁おびたその男を見て思わず口に出たのです。
「ゼペットじいさんみたい・・・。」
これには、カートに乗っていた他のメンバー、キャディーさん、みんなが大爆笑。
グリーンに上がって、パットしようにも手が震えてしまいます。
寒くて震えるのでなく、腹の底から込み上げてくる笑いが止まらなくて震えてしまうのです。
さてさて、今年はいろいろとイベントごとが多くなりそう。
まずは15年ぶりに車を買い替えようと計画しています。
車の知識のない私ですが、ディーラーの方々と楽しく選べたらいいです。
そして春になれば七福タオル・ファミリーセールを開催予定。
今年も喜んでいただけるように趣向を凝らしたいです。
さらに4月になれば新入社員も入社するし、新工場新設計画も進めていきます。
今年もナイスショットを連発しますよぉ~。

クリスマスプレゼント

今日はクリスマス。
特別な日のような気分になります。
最初にもらったクリスマスプレゼントのことはよく覚えています。
野球が大好きだった8歳の時です。
男三人兄弟の末っ子だった私は、学用品も日用品も服も兄たちのおさがりが多かったです。
学校が終わって友達との草野球に行くのにもグローブは兄のもの。
しかも5歳違いの兄のものなので、8歳の小さな手の私にはブカブカのグローブ。
友達が持っているサイズぴったりのグローブがうらやましかったです。
でもそこは草野球に集中することでなんとかやり過ごしていました。
でもある日のこと、些細なことで友達と険悪なムードになりました。
そして友達は私にこう言ったのです。
「お前にはバッド貸してやらん!」
バッドは一人しか持ってないのでみんなが使い回していたのです。
ケンカの相手はそのバッドの持ち主で、本人からそう言われたものだから、攻撃の時自分の番になってもバッドを持たしてもらえない。
つまりは打つ順番を抜かされる。
私をかばうと自分もバッドを使わせてもらえないので、他の友人も知らんぷりで私を抜いてバッターボックスに立つ。
小さな心が折れた。
一人になってから涙が出た。
家に帰って、このことは父親にも母親にも兄たちにも話さなかった。
話せなかったのかもしれない。
ケンカした友人とは翌日にはまた仲良くなった。
小さな心はつながった。
そしてクリスマスの朝。
朝起きると私の机の上にあるランドセルの横に赤いリボンのついたピッタリサイズのバッドが置かれていた。
はじめてサンタクロースが家にやってきたと父親、母親、兄たちに自慢した。
みんな笑顔だったような。
メリークリスマス。

へい!うえるかむ!!

先日、立川志の八さんの真打昇進披露落語会に行ってきました。

志の八さんは、立川志の輔師匠のお弟子さんです。

なので仲良くさせてもらっています。

東京・イイノホールを会場にした落語会はホント面白かった!

登場順に 立川晴の輔さん、立川生志さん、立川左談次さん、柳家花禄さん、立川志の輔さん、ダメじゃん小出さん、そして立川志の八さん です。

立川流一門だけでなく柳家花禄さんが出演されているのは、立川流一門の元は柳家にあるからです。

志の八さんの師匠は志の輔さん。志の輔さんの師匠は談志さん。談志さんの師匠は柳家小さん師匠という流れ。

花禄さんは小さん師匠のお孫さんで、直系中の直系ということ。

この花禄さんが今回の落語会を素晴らしくしたのです。

もちろん他の方も面白かったのですが、引き立て役というか狂言回しぶりというか、会自体が引き締まったものになりました。

特に口上でのご挨拶は、『間のいい男』 と称して 志の八さんが持ってる落語家のセンスをうまくデフォルメしていました。

この口上に観客は、笑いながらも頷き、涙する人もいたぐらい。

志の輔師匠もすごく喜んでいる風でした。

実に3時間半を超える落語会で、記憶に残るものになりました。

記憶の残ると言えば春風亭昇太さん家で餃子をご馳走になりました。

その餃子とは、小田急相模原駅近くにあるお店・萬金(まんきん)の餃子。

学生時代はよく通ったお店です。

座間キャンプという米軍基地も近くにあったので、米兵もお客として多く、店主はいつも変な英語をしゃべっていました。

それを真似て 「へい!うえるかむ!!」 と餃子を焼きながら叫ぶ 昇太さん。

この萬金餃子は、餃子の形も独特ですが、焼き方にも独特の調理方法があります。

それを忠実に再現する昇太さん。

「ほらよ!」

焼きあがった餃子の姿はまさに当時の萬金餃子そのまま。

落語研究部の仲間も招かれていたので、昇太さん家は学生時代にタイムスリップした感じ。

「懐かしい味と触感」 が、仲間の馬鹿っ話をデフォルメしてくれ、腹がよじれるほど笑いました。

旨いお酒もすすみ記憶に残る飲み会となりました。

残業手当

10月はいろいろありました。

まずは衆議院選挙。

安倍晋三率いる自民党が圧勝し、長期政権が確定です。

世の中安定を求めているのでしょう。

選挙と言えば、選挙カーに出くわすタイミングがめっきり減りました。

というか今治では一度も見ていない。

その昔は、選挙になると選挙カーを毎日何度も出くわしたのですが・・。

1票の格差をなくすため、さらには国会議員の定数を削減するため、地方は選挙面積が拡大しているのです。

参議院選なんかは、2県で1人という選挙区もありました。

選挙カーも広い範囲回らなくてはならないので、出くわすタイミングも減ったということなんでしょう。

労働基準局がうるさくなって選挙スタッフの勤務時間に制限があるのかもしれません。

ん?そもそも国会議員って残業手当ってあるんでしょうかね?

話は変わり、10月は台風が2つ襲来しました。

こないだの台風22号は私もささやかでありますが影響を受けました。

東京出張から帰る飛行機が大きく遅延したのです。

最終便19時30分発が約1時間40分遅れ、松山空港に到着したのが22時45分、今治に着いたのは日付が変わっていました。

自然災害なので仕方のないことであります。

考えてみればむしろ被害は航空会社にお勤めのみなさんかもしれません。

度重なる遅延のアナウンスに憤る客たちに対応しなければなりません。

本当は航空会社のスタッフも帰路に向かっている時間だったでしょう。

それなのに、憤るお客のご機嫌を伺わなければならないのです。

遅延した機内に入ると、CAさんはできるだけの笑顔を見せてくれました。

「CAさんもお疲れですよね。」

と声をかけるつもりが、ひょいと違う言葉に。

「残業手当出るんですか?」

するとその言葉の意図したところがわかったのでしょうか。

「いつもご搭乗ありがとうございます。」 と、崩れた笑顔で応えてくれました。

袋とじ

自動車ショーのニュースを見ました。

最近の自動車は安全・便利を第一に考えているようで、自動運転可能な機能が備えているそうです。

ドイツの高級車メーカー アウディのコンセプトカーの運転席にはハンドルがありませんでした。

となると、近未来では運転免許証がいらないということでしょうか?

子供だけでも自動車に乗れるということ?

飲酒してもOK?

F1レースの今後はどうなる?

警察によるスピード違反の取り締まりは?

ついついいろんなことを考えてしまいます。

そんな中、とある有名女性雑誌編集長と一緒にお酒を飲む機会がありました。

編集長は今後の雑誌や紙媒体の行く末に危機感を持っていました。

言われてみれば、ネット文化が浸透している中、情報は紙媒体に頼らなくても充分です。

私もスマホからデジタル雑誌を愛読しています。

それでも、世の中を騒がせる事件やニュースがあると、新聞の号外が駅前で配られるのは何なんでしょうか?

編集長にこんな質問をしてみました。

男性誌には袋とじがありますが、女性誌に袋とじがない(少ない)のはなぜでしょう?

すると編集長は二つ理由があるとのこと。

ひとつに女性は男性に比べプライドが高く他人の目を気にする方が多いとのこと。

二つ目はあと広告主である高級ブランドメーカー各社が袋とじに賛同しないのも理由だそうです。

ただ性をテーマにした女性誌は書店では売れなくても、ネットではよく売れるとのこと。

アナログの雑誌をデジタルで買い求めるところは面白いです。

アナログとデジタルといえば、スクープで何かと話題になる週刊文春もその手法に感心です。

デジタル文春といって、雑誌記事を側面から裏付ける動画をネットで配信しているのです。

スクープ記事の内容はともかくも、アナログとデジタルをうまく融合しています。

それでも、自動運転化した車でもやっぱりハンドルはあった方がいいし、時には紙の匂いを感じながら雑誌を読みたいと思います。

ましてや袋とじページを開封する期待感と高揚感はアナログに勝るものはないと思うのです。

もうひとつの『八日目の蝉』

八月の蝉

なぜ精神的に弱いんだろうと思う時があります。

スポーツは当たり前、ドキュメンタリーテレビなど懸命に生きている人を見ると涙が出てしまう。

しかも一瞬ではありますが、声に出してしまうのです。

『ううっ!』

特に最近多いような気がするのです。

先日、仲間と一泊二日の岡山にゴルフ旅行に出かけました。

初日のプレーが終わった後、予約していたレストランで他愛もない話で盛り上がり、二次会でとある銀行支店長ご推薦のお店へ。

ここで抜群に歌のうまい女性がいたのです。

松田聖子さんの 『赤いスイトピー』 を 画面に流れる文字を追いかけながら聴いていたら、あまりの上手さに歌詞の内容に入り込んでしまったのです。

「♪ な?ぜ?、つき合った日から?、半年たつのにぃ? あなたってぇ? 手も握らない? ・・・」

女心 と 情景 が 重なり合ったその時、『ううっ!』 と声とともに涙が出る。

「♪ こころのぉ?岸辺にさぁ?い?た?、赤い?スイ?トピィ?」

彼女の歌の世界にすっかり入り込んでしまい、スタンディングオベーションをする私でした。

・・・翌日。

昨夜の盛り上がりの話をしながら、その日もゴルフ。

天気は二日続けて快晴で、風なく、寒くなくの絶好のゴルフ日和。

ということは、私のプレーにも拍車がかかり、今年の中でも上位のスコアが出そうな雰囲気が・・。

仲間も、「おいおい!」 「今日は一味違う」 と口にするようになった、残り3ホールの時でした。

「あっちに見えるのが、小豆島の土庄です。」

ゴルフ場から瀬戸内海が一望でき、キャディさんが教えてくれたのです。

・・・小豆島の土庄!?・・・

キャディーさんの言葉に動揺したのは、とある場所で、とある事件があり、最近その容疑者が小豆島の土庄で逮捕されたことを知ったから。

その事件のことも、容疑者のことも 私の記憶の中の近いところにありますが、小豆島とは無縁といっていいほど遠い関係でした。

小豆島の土庄で逮捕って、まるでテレビドラマ・映画にもなった直木賞作家・角田光代さんの小説 『八日目の蝉』 のようです。

逮捕とか、連行なんて言葉は遠い世界で使うものと思っていただけに、そのニュースは私のとってかなりの衝撃になりました。

・・・あそこに住んでいたんだ・・・

『ううっ!』

目の前に映っている美しい小豆島を眺めながら、いろんな思いが交錯し、ついつい涙がポロリ。

そのおかげで残り3ホールのゴルフは、後を引きずってしまいました。

精神的に強くならねば・・。

夏の匂い

今朝会社に出勤していると、複数の小学生がどこかに遊びに行こうとしているのを見ました。

・・・そうか、まだ夏休みか・・・

8月の終わりですが、子供たちはまだ夏休み期間中。

毎日暑い日が続いていますが、私はお盆を過ぎると夏が終わったように思えるのです。

なんとなくお祭りが終わるような雰囲気が心のどこかで漂います。

その雰囲気には、懐かしいとか、切ないとか、みなさんそれぞれに持っていると思います。

それが人だったり、匂いだったり、風景だったり。

1か月前のことです。

愛媛県松山市にある ひめぎんホール という大きな会場で、老人施設を併設している病院関係者6000人が集まる全国大会がありました。

その大会の幹事をしている先生から電話があり、会場でタオルを販売してほしいと依頼がありました。

あまりイベント販売には参加しないのですが、弊社(ウチ)の産業医をお願いしている先生の頼み事だったので断るわけにもいきません。

そして3日間のタオル即売が始まったのでした。

猛暑も重なり、全国から集まったお医者さんや看護師、介護士の多くのみなさんにタオルを買っていただきました。

予想外といってしまうと怒られそうですが、お昼ご飯を食べる間がないぐらいスタッフ3名で販売フル稼働でした。

その中で、「このタオル私持っている。」 と声をかけてきた女性が。

年のころなら50歳ぐらいでしょうか。

数年前にその女性のお子様が、修学旅行のお土産に弊社(ウチ)のドット柄のタオルを買ってきてくれたそうです。

子供からのお土産はとても嬉しかったこと、今日そのタオルと同じモノが目の前にあったので、今度は私が子供のために同じタオルをお土産に持って帰りたいと言って、お買い求めになられました。

弊社(ウチ)のタオルが、家族の思い出になっていることを伝えられ、タオルを作ってきてよかったと心から思ったのでした。

ついでにもうひとつ・・。

メンバーになっているゴルフ場の8月の月例会(試合)で、なんと私が優勝しました。

その時に手にしていたタオルもドット柄。

お互いのお土産に同じドット柄のタオルを買って行かれたあの親子からチカラをもらったおかげだと思います。

2017年の夏、みなさんはどんな匂いがありましたか?