クリスマスプレゼント

今日はクリスマス。
特別な日のような気分になります。
最初にもらったクリスマスプレゼントのことはよく覚えています。
野球が大好きだった8歳の時です。
男三人兄弟の末っ子だった私は、学用品も日用品も服も兄たちのおさがりが多かったです。
学校が終わって友達との草野球に行くのにもグローブは兄のもの。
しかも5歳違いの兄のものなので、8歳の小さな手の私にはブカブカのグローブ。
友達が持っているサイズぴったりのグローブがうらやましかったです。
でもそこは草野球に集中することでなんとかやり過ごしていました。
でもある日のこと、些細なことで友達と険悪なムードになりました。
そして友達は私にこう言ったのです。
「お前にはバッド貸してやらん!」
バッドは一人しか持ってないのでみんなが使い回していたのです。
ケンカの相手はそのバッドの持ち主で、本人からそう言われたものだから、攻撃の時自分の番になってもバッドを持たしてもらえない。
つまりは打つ順番を抜かされる。
私をかばうと自分もバッドを使わせてもらえないので、他の友人も知らんぷりで私を抜いてバッターボックスに立つ。
小さな心が折れた。
一人になってから涙が出た。
家に帰って、このことは父親にも母親にも兄たちにも話さなかった。
話せなかったのかもしれない。
ケンカした友人とは翌日にはまた仲良くなった。
小さな心はつながった。
そしてクリスマスの朝。
朝起きると私の机の上にあるランドセルの横に赤いリボンのついたピッタリサイズのバッドが置かれていた。
はじめてサンタクロースが家にやってきたと父親、母親、兄たちに自慢した。
みんな笑顔だったような。
メリークリスマス。

“クリスマスプレゼント” への2件の返信

  1. 明けましておめでとうとうございます。
    クリスマスの話し涙出そうでした!クリスマスは私も特別で、子供の頃から本当に楽しみにしていましたよ。
    あっと言う間に年も開けちゃいましたが、今年もよろしくお願いします(^-^)

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