投稿日/2013年2月15日(金) 11:43 投稿者/河北泰三 コメント/0件 (コメントする)
何かとせわしない毎日です。
気が付けば2月も半分終わり、朝晩の冷え込みはあるものの日中は春の気配も感じるようになりました。
・・・春かぁ~・・・
受験生もさることながら、卒業生にとっても新生活の時期です。
弊社も今年、高校の新卒生を4名迎えます。
日本は今、高齢化社会に向けてまっしぐらです。
日本の人口の内65歳以上が占める割合は4人に1人だそうです。
それが2030年になると、3人に1人になるということ。
もちろん私も3人の中の1人に入ります。
そんな中、弊社を選んで来てくれる若い人たちに、感謝しなくてはなりません。
熟年層には豊富な経験値と判断力がありますが、責任感もあります。
若い人は、経験値と責任感が薄い分、パワーがあり、活気があり、そして何より覚えが早い。
日本の製造業を若い世代にどうやって受け継がせていくのかが、今の私のライフワークといってもいいです。
落語に出てくる、商人たちの噺は家族のようでもあります。
丁稚がいて、番頭さんがいて、旦那さまがいて、みんな同じ屋根に住んでいたのです。
長年務めた番頭さんにのれん分けをし、独立させた旦那さまもいます。
日本を代表する商社、伊藤忠と丸紅がそのような関係であったと聞いたことがあります。
労使が家族同様の関係であるからこそできることです。
先日グァムで起こった無差別殺人事件。
28歳の若いお母さんは、我が娘をかばいながら無念の死となりました。
家族を守るため、自ら犠牲になったのです。
ご遺族に心より哀悼の意を申し上げます。
家族のチカラを、会社経営にどれだけ生かせるか、どこまで家族的経営ができるかは未知数ですが、その気持ちは忘れないでいたいです。
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