投稿日/2010年8月 5日(木) 8:05 投稿者/河北泰三 コメント/0件 (コメントする)
老人が消えているという報道がありました。
全国で30名以上のお年寄りの所在が確認できないとということです。
死亡届を出さずに、年金や補助金を不正に受け取っている家族がいるらしいです。
理由はいろいろあると思いますが、世界一の長寿国日本の立場が揺らいでいます。
テレビで次世代の介護施設の特集ドキュメンタリーをしていました。
特別老後施設とは別に、高齢者専用の賃貸住宅・・略して 「高専賃(こうせんちん)」 が今話題になっているとのことです。
助けが欲しいが、自立した暮らしも欲しいというご高齢者向けの住宅です。
その施設には色々な配慮がなされています。
ベッド・トイレ・お風呂場には、緊急連絡用のボタンがあり、万が一の時には助けに来てくれます。
また施設内には、クリニック(病院)やレストランの他、保育園も併設しています。
なぜ保育園かというと、園児とご高齢者のコミュニケーションが互いのサイクルにあっているからだそうです。
私は大学時代に 落語研究部 に所属をしていて、毎年 夏と春に休みを利用して、全国の老人ホームに慰問に行きました。
お金のない学生なので、施設内で食事と宿泊をさせてもらいます。
慰問先のおじいちゃん、おばあちゃんは、本当に喜んでくれます。
ただなかには、全然ウケなくて、事務の人にお詫びを言ったこともあります。
「すみませんウケなくて。みなさん退屈だったでしょうね。」
「そんなことないですよ。」
「だって、笑ってくれなかったから。」
「大丈夫ですよ。半分は耳が聞こえない人たちだから。」
「えっ!・・でももう半分のみなさんがいらっしゃるじゃないですか。」
「もう半分は、声を出して笑う元気がないんですよ。でもみんな喜んでますよ。」
食事の時間では、自分の食事の一部を 「若いんだからいっぱい食べなさい。」と持ってきてくれます。
一人持ってくると、また一人、もう一人持ってきてくれます。
思いやりとやさしさのもてなしです。
あれから30年近く経ちましたが、若い人とご高齢者のコミュニケーションがうまくいけば素晴らしいです。
アイディア次第でみんなが楽しく暮らせて行ければ素敵です。
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